
【次回の例会 2026年度8月例会②】
日時:2026年8月30日(日)
14:10~16:50
講師:加納悦子
(本研究会代表、国立音楽大学教授)
会場:二期会会館第1スタジオ
【聴講の受付】
会員以外の方の聴講については、当日の会場にて受付ます。
どうぞ直接会場にお越しください。
例会聴講料(各回)
一 般
3,000円
二 期 会 会 員 ・ 準 会 員
2,000円
学 生
500円
※二期会他研究会会員・
二期会オペラ研修所研修生は無料。
【曲目・演奏者】(9月12日公演内容のG.P.)
G.マーラー Gustav Mahler
この世の生活 Das irdische Leben
ラインの小さな伝説 Rheinlegendchen
美しさゆえに愛するなら Liebst du um Schönheit
阿部理香MS 杉原庸子pf
R.シュトラウス Richard Strauss
薔薇のリポン Das Rosenband op.36-1
あした Morgen ! op.27-4
万霊節 Allerseelen op.10-8
大澤邦子MS 高崎繭子pf
H.プフィッツナーHans Pfitzner
春の空はこんなに青いの?
Ist der Himmel darum im Lenz so blau? op.2-2
捨てられた娘 Das verlassene Mägdlein op.30-2
まどろみはいよいよ浅く Immer leiser wird mein Schlummer op.2-6
輝かしき日々 Leuchtende Tage op.40-1
稲葉美和子Sop. 中山真理pf
A.ツェムリンスキー Alexander von Zemlinsky
可愛いツバメさん Liebe Schwalbe op.6-1
月は嘆きに来た Klagen ist der Mond gekommen op.6-2
小さな窓よ夜には閉じている Fensterlein, nachts bist du zu op.6-3
私は夜さまよい歩く lch gehe des Nachts op.6-4
青い小さなお星さま Blaues Sternlein op.6-5
手紙を書いた Briefchen schrieb ich op.6-6
峯島望美Sop. 村井頌子pf
J.マルクス Joseph Marx
あなたに愛が触れたなら Hat dich die Liebe berührt
カンパーニャにて Auf der Campagna
大畑典子MS 杉原庸子pf
A. シェーンベルク Arnold Schönberg
乙女の歌 Mädchenlied op.6-3
期待 Erwartung op.2-1
あなたの黄金の櫛を Schenk mir deinen goldenen Kamm op.2-2
高揚 Erhebung op.2-3
岩見真佐子Sop. 齋藤亜都沙pf
F. シュレーカー Franz Schreker
エルフ達の妖(あやかし)の夜 Spuk op.7-4
私は感じる 人生が流れ去るのを
Wohl fühl ich,wie das Leben rinnt op.4-3
春の魔法 Lenzzauber op.4-5
杉下友季子Sop. 高崎繭子pf
A.ヴェーベルン Anton Webern
早春 Vorfrühling
花の挨拶 Blumengruss
一日が終わって Der Tag ist vergangen op.12-1
神秘の笛 Die geheimnisvolle Flöte op.12-2
太陽が見えたとき Schien mir' s, als ich sah die Sonne op.12-3
似たもの同士 Gleich und gleich op.12-4
飯星広子Sop.竹尾真紀子pf
A.ベルク Alban Berg
眠れ眠れ Schlafen, Schlafen op.2-1
眠りながら私は運ばれる Schlafend trägt man mich op.2-2
今私は最強の巨人を打ち倒し
Nun ich der Riesen Stärksten überwand op.2-3
大気は暖かく Warm die Lüfte op.2-4
近藤悦子Sop. 赤塚太郎pf
E. コルンゴルト Erich Korngold
幸せを Glückwunsch op.38-1
病める者 Der Kranke op.38-5
月よ こうして君はまた昇る Mond so gehst du wieder auf
河村真理子MS 竹尾真紀子pf
H.アイスラー Hanns Eisler
希望に寄せて An die Hoffnung
追想 Andenken
悲歌 Elegie 1943
とある町に An eine Stadt
萩原殖夫Ten. 齋藤亜都沙pf
H.ロイター Hermann Reutter
運命の女神たちへ An die Parzen op.56-1
秋の歌 Herbstlied op.54-1
「偉大なものでさえ死ななければならない」
”Auch das GroBe muB sterben" op.64-7
中川俊広Bar. 小川英子pf
【お知らせ】
2025年度より新たな組織体制となり、代表にメゾ・ソプラノ 加納悦子が就任いたしました。
代表よりご挨拶申し上げます。
言葉が紡ぐ音楽
~二期会ドイツ歌曲研究会に寄せて~
至極当然なことですが、言葉の中身を忘れて歌曲を演奏しようとすると、必ず行き止まりにぶつかってしまいます。そんなときは、テキストとなっている詩をゆっくりと声に出して読んでみると、不思議とそこからまた音楽が紡ぎだされるのが分かります。
この「言葉と音楽」によるスパイラルに組み込まれていくことに魅力を感じている音楽家なら、ドイツ・リートはまさにうってつけの場所です。言葉が音楽を得て羽ばたき、そしてまた言葉に還ってくるのがドイツ・リートだからです。
加えて、ドイツ・リートが一番花開いたのは今から二世紀ほど前のシューベルトやシューマンの時代ですが、その時代のたくさんのリートで歌われている世界は、現代人の心の内となんら変わることがありません。私たちはリートを演奏することで、自分たちの生き様に深く寄り添うことができます。
そして、普段は黙々と一人で作業をしていたとしても、この「言葉と音楽の遣り取り」を共に聴き、仲間と語り合うのも悪くはないはずです。故に多くの声楽家が名を連ねている東京二期会にドイツ歌曲研究会があり、そこに集う歌手とピアニストは、詩の世界を深く考察し、互いを聴きあい、遠い昔の詩人と作曲家が辿った世界を、今また一緒に味わっていくのではないでしょうか。
二期会ドイツ歌曲研究会は、次の演奏会のテーマを「ドイツ・リート 600年の旅」として、時代を跨ぐ数々のドイツ歌曲の名曲を披露する予定です。膨大な量の作品を今に蘇らせる試みに、多くの歌手とピアニストが参加してくださることを、私も心からお待ちしています。
加納悦子(メゾ・ソプラノ)
東京藝術大学大学院を修了後、ドイツ国立ケルン音楽大学で学び、ケルン市立歌劇場のオペラスタジオから専属歌手となる。
ザルツブルク音楽祭、シュトゥットガルト州立歌劇場、「ベルギー・フランドルオペラなどに客演。日本国内でも新国立劇場のオペラ公演やNHK交響楽団等の主要オーケストラと共演を重ねている。
ドイツ・リート演奏を主軸にソロ活動を展開し、CD「メアリ・スチュアート女王の詩 / シューマン後期歌曲集」「アルバン・ベルク 若き日の歌」(ALM RECORDS)をリリース。
令和1年芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
国立音楽大学および大学院教授。
二期会会員
【ドイツ歌曲研究会のこれまでの歩み】
二期会ドイツ歌曲研究会は、二期会創立者の一人で世界的バリトン歌手であった中山悌一氏を師として、1990年に発足しました。以来、内外の講師のご指導の下、ドイツ歌曲の研究、研鑽を続けてまいりましたが、2025年度から会のしくみや組織体制も再整備し、新たな体制でのスタートを切りました。今なお新しい歌曲作品が生み出されてますし、時代と
共に音楽と詩への共感の仕方も変わるでしょう。私たちはともに研究する新しい仲間を募集しています。二期会会員・準会員だけでなく、ピアニスト会員、オペラ研修所研修生会員、二期会会員以外でも会友として。ドイツ歌曲の魅力の本質と研究会の活動方針についての加納先生のお言葉に共感された方、ぜひ “言葉が紡ぐ音楽” の探求の時間をいっしょに過ごしませんか。
【入会案内】
本研究会の構成は以下のとおりです。
ご入会をご検討いただけましたら幸いです。
●会員
二期会会員・準会員の方で、本研究会に入会を希望された方。
例会の聴講・受講ともに無料で、主催演奏会への参加資格を有する。
年会費 12,000円
●ピアニスト会員
本研究会の目的に賛同し、会員と共に研鑽を希望されたピアニスト。
例会の聴講・受講ともに無料で、主催演奏会への参加資格を有する。
年会費 5,000円
●会友
二期会会員・準会員以外で本研究会の目的に賛同して入会を希望された
方。
例会の聴講は無料、受講は有料で、主催演奏会への参加資格を有する。
年会費 13,000円
●研修生会員
二期会オペラ研修所の研修生で入会を希望された方。
例会の聴講・受講ともに無料で、主催演奏会への参加資格を有する。
年会費 3,000円
【お問い合わせ】
二期会ドイツ歌曲研究会 nikikailied@gmail.com




